1999

マトリックス The Matrix
ファイト・クラブ Fight Club
アイズ ワイド シャット Eyes Wide Shut
ストレイト・ストーリー The Straight Story
マルコヴィッチの穴 Being John Malkovich
ブレア・ウィッチ・プロジェクト The Blair Witch Project
シックス・センス The Sixth Sense
インサイダー The Insider
トプシー・ターヴィー Topsy-Turvy
オーディション
アドレナリン・ドライブ
逮捕しちゃうぞ the MOVIE
遊☆戯☆王

マトリックス The Matrix

この作品ほど予告編の段階で胸がときめいた事はかつてなかったし
それ以降もない、空前絶後のインパクトだった

世界観(近未来、謎の組織、黒服、サングラス・・・サイバーパンクのカタログ集大成)や
ストーリー(最後に愛が勝つ、逆眠りの森の美女なクライマックス)は
「なるほどなぁ・・・」くらいの感想だったが、所々に挿入される「いかにもマトリックス」な映像美には胸躍らされた

そんなマトリックスな映像と、そうじゃない繋ぎの普通の場面とのギャップがすごかった
黒いスーツでクールすぎるキアヌ・リーヴスが「のれん」をかきわけて・・・

⭐7/10 🔝

ファイト・クラブ Fight Club  

病気や悩みや中毒などと戦う人々のクラブから、文字通りの喧嘩👊のファイトクラブへ

と行くが 、その後はいかにも映画らしい、「実はこれはこうでした」という後出し作戦でひねられていく

ブラッド・ピットのキャラをリーダーとする、反資本主義テロ荒行組織に入門するエドワード・ノートンのキャラの自己啓発、癒しのストーリーに見せて、多重人格、自問自答のサイコ系独り相撲だったりする

結局、すべて夢か現実かわからないモヤモヤ、ぼんやりした感じで終わったが、映る行動の場面は熱くて面白く、 ブラッド・ピットの語るうんちくも(石鹸🧼の誕生など)真偽のほどはわからないが、ためになった

⭐7/10

アイズ ワイド シャット Eyes Wide Shut

監督、製作、脚本:スタンリー・キューブリック

巨匠の豪華な雰囲気ものソフトコアポルノ

美青年トム・クルーズが巻き込まれるミステリーパートだけで
十分だった、気がする

ニコール・キッドマンとの家族パートは、
顔デカイケメンずんぐりマッチョとヒョロ長ブロンドの凸凹コンビで
少し笑えて来る

全体的な高級感、安定感はさすがだ

⭐8/10 🔝

ストレイト・ストーリー The Straight Story

監督:デヴィッド・リンチ

これがあのデヴィッド・リンチの作品?と驚かされる
タイトル通りのストレートにいい話だった

⭐7/10 🔝

マルコヴィッチの穴 Being John Malkovich

脚本:チャーリー・カウフマン

この頃から脚本、アイデアが飽和、ネタ切れ状態になってきた
設定に乗れるか乗れないかですべてが決まる、気がする

平和活動期のジョン・レノンの様な長髪、メガネのジョン・キューザック
スッピンぽいキャメロン・ディアズ
名優ジョン・マルコヴィッチがこんな使われ方しかないのか…

⭐7/10 🔝

ブレア・ウィッチ・プロジェクト The Blair Witch Project

イヤな映画 渾身のやらせ ステマ
ウイットの効いていないエイプリルフール

飛行機で飛行中に「墜落しないよね」としつこく言われるような不快感
「シックス・センス」と同様の後味の悪さ

荒れた映像にグランジ風のファッションでいかにも90年代

⭐2/10 🔝

シックス・センス The Sixth Sense

なんだこの中途半端に訳した邦題は?
だが「シックスス・センス」とすると誤植と思われるか…

視覚👁️ 聴覚👂 嗅覚👃 味覚👅 触覚✋ そして・・・

まったく好感が持てない大どんでん返し
辻褄を合わすのに必死 強引過ぎて笑える所も 
「ね、ビックリしたでしょ?予想外でしょ?斬新でしょ?」 と監督がニヤニヤしてそうでイヤだ

日本の純文学のような無駄な重さ

UFO、UMA、幽霊・・・など、世界がデジタル化してからこの手の話はあまり聞かなくなった気がする

⭐1/10 🔝

インサイダー The Insider

The Insider 1999 720p AAC x264 - YouTube

監督、製作、脚本:マイケル・マン
主演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ

実話が元らしい告発もの
タバコは悪と定まった後だからこそ遠慮なく出来た作風
テレビ📺、新聞の時代

この監督らしい淡々としてペースゆったりじっくりドラマ
だが、悪徳大企業VS個人、男の世界、家族、仕事など
わりとありがちテンプレ予想通りの展開であまりスリルはなかった

⭐7/10 🔝

事実では、犯罪予告はワイガンドの捏造だったとFBIは断定した

処刑人 The Boondock Saints

処刑人(の一人):ノーマン・リーダス

内容は暴力的だが映画としては古典的で丁寧な作り

女っ気が全くと言っていいほどない

本音と建て前 必要悪 馬鹿と鋏は使いよう

気に入って、この監督(トロイ・ダフィー)の作品をもっと見たいと思ったが、これとこれの続編だけしかなかった…

⭐8/10 🔝

創世記 9:6人の血を流すものは、人に血を流される、
神が自分のかたちに人を造られたゆえに。

コロンバイン高校銃乱射事件が起きたため、多くの配給会社に拒否され、上映が大幅に遅れた

グリーンマイル The Green Mile

原作:スティーヴン・キング

長い 濃い
主人公の持病が実につらい

⭐1/10 🔝

当時の看守は実際は制服を着ていなかった

スティーヴン・キングは、この映画が自分の原作に最も忠実だと語った

マグノリア Magnolia

長い 重い くどい パラノイア

凝りすぎというか、
人事を尽くして天命は・・・待てども来ない、というか
この気持ちは「シックス・センス」を見たときにも感じた
・・ただ、ラストのインパクトはすごかった

「チンチンを敬え!」「男は・・・クソだ!」とマジな顔して力説する
トム・クルーズ(カリスマ自己啓発セミナー指導者)が素敵だった

⭐5/10 🔝

ビルから落下中に銃殺される男の話は、因果関係を説明する仮想例として刑法のクラスで長年使われている。

出エジプト記8:2が100回以上言及されている

ゴースト・ドッグ Ghost Dog: The Way of the Samurai

監督、脚本:ジム・ジャームッシュ

ブラック・ブラザー・ローンウルフ・サムライ

葉隠の引用、羅生門、フランス語を話す黒人など設定のユニークさだけで力尽きた感

雰囲気を楽しむにしても、現代アメリカにブシドーは水と油でまったくしっくり来ず

⭐4/10 🔝

トプシー・ターヴィー Topsy-Turvy

Topsy Turvy 1999 full movie watch on YouTube - YouTube

1880年代のイギリス🇬🇧、ギルバートとサリヴァンによるオペラ「ミカド」誕生の顛末

2時間半超えの長編

紳士淑女の世界の豪華な時代劇  開けた野外の映像が全くない、ほぼ全編室内進行

衣装や家具や調度品など、セットのコーディネートが完璧で、特にスターのいない役者たちが、それぞれの場面に見事に溶け込んでいる総合芸術

高湿度の地震国日本では合わなそうな、壁に物を色々かけたり布類を多用するインテリアが興味深い

オペラは、タイトルらしく日本が舞台 音楽は明るく軽くて楽しげだが、舞台美術はよくある中国と混ざった誤解のあるアジアで、見ていてこそばゆい

話は、雲が微妙に形を変えるような、繊細な群像劇 細かいエピソード並列のごく普通の展開

タイトルは「めちゃくちゃ、混乱」という意味らしいが、どこが?と思える大人しい映画

⭐7/10🔝

バトル・オブ・シリコンバレー Pirates of Silicon Valley

ビル・ゲイツ役はまあまあ似てる
スティーヴ・ジョブズ役の人がかなり入魂の演技でそっくり 暴君ぶりがリアル
二人がこんなに近い位置にいて触れ合っていたとは知らなかった
打倒IBMに燃えるふたり

コンピュータ製作という地味な作業も20世紀のカリフォルニアのガレージでやれば陽気で明るいアメリカン・ドリームの世界

⭐7/10 🔝

ジョブズ「良いアーティストはコピーし、偉大なアーティストはパクる」
ジョブズ(NECのPCを見て)「俺たちのパクリじゃないか!」

トイ・ストーリー2 Toy Story 2

この2作目のほうがストーリーが起伏に富んでいて
一作目より面白かった

⭐10/10 🔝

アイアン・ジャイアント The Iron Giant

アメリカの「鉄人28号」か?

1957年が舞台 スプートニク

ノスタルジー風味 動く絵本のような温かい雰囲気 少年の夢

のんびりムードがクライマックスで一転 ロボットだけいきなり100年進化したようなクールさを発揮 いい意味で浮いている

⭐7/10 🔝

オール・アバウト・マイ・マザー Todo sobre mi madre

日本の文学賞などの受賞作が原作だといってもありえそうな悲しげな人間ドラマ

だがやはりヨーロッパ映画だけあって、どことなく「色」が一味違う
特に豪華ではない普通の家具や、調度品が集まって醸し出す色彩がカラフルで
感心して見とれてしまった

⭐6/10 🔝

言及されていたトルーマン・カポーティ、フェデリコ・ガルシーア・ロルカ、テネシー・ウィリアムズは、ゲイの作家

あの子を探して 一個都不能少

けなげにがんばる一人の少女、という星の数ほどある設定
様々な困難を経て、最後にはハッピーエンドというのも同じく

しかし・・・素朴すぎる
いくら映画制作で後進の中国だとしても1999年にこれは、あまりに素朴すぎる

ハリウッド製作がメインの世界の映画市場、というので考えると、
F1に牛車で参戦するような、ツール・ド・フランスにママチャリで
参加するような、そんな向こう見ずな根性を感じた

基本的には美談で、風景も美しく、好感が持てるが
エンディングに至るまでに主演の女の子(スタイルは良いが、将来厚化粧しそうな顔)が
経験するイベント(苦労、困難)が少なすぎる気がした

⭐4/10 🔝

鉄道員ぽっぽや

汽車がこんなに大量の煙を吐くとは知らなかった
こんもりとした密度の濃そうな煙があたりに立ち込める
大気汚染が凄そうでこれは廃止もやむなしか

人々も雪景色もまったりとして癒される

この役は健さんしか考えられないほどはまっている

公開当時は派手に宣伝されていたが、内容は地味で堅実だった
眼をそらしたくなるほど照れくさいシーン(特に広末涼子)もある素直な昭和的感動作

⭐10/10 🔝

御法度

大島渚 病気から復帰後の唯一で最後の作

松田龍平 北野武 浅野忠信

豪華な学ゲイ会

「和」の魅力、オリエンタリズムに寄りかかり過ぎて転んだ感じ
海外でも、もう見抜かれていただろう

衣装(ワダエミ)などの映像は美しいが、話に推進力がなく、本人達のこだわりもこの作では単に視野が狭いだけのようだった

男色は、昔の日本ではそれほど「御法度」ではなかったらしいけど

⭐8/10 🔝

雨あがる

原作:山本周五郎
脚本:黒澤明

後味のいい爽やかな作品

視界一杯に広がる山々や、緑の中の曲がりくねった一本道など、実に絵になる風景に
寺尾聡と宮崎美子演じる夫婦(浪人とその妻)が、実にぴったりとはまっていた

まったりとした場面が大半なので、
たまに入る殺陣の場面の緊張感が程よいスパイスになっていた

三船史郎(えらそうな殿様)と吉岡秀隆(側近)の演技は下手すぎて、大根すぎて
ほとんど冗談かと思った

ただ、小細工なしで
全編下手のまま貫かれているので、潔く感じられて
逆に好感を持った

同じ思いは黒澤監督の「隠し砦の三悪人」の上原美佐(雪姫)
にも感じた

⭐10/10 🔝

カリスマ

地味で何となく気まずい、いかにも邦画

 エコロジー意識ちょっと哲学ファンタジー風自分探しアドベンチャー

自然豊かで音楽もほぼなく登場人物も少ない静かな映像で癒される

ドラマも、たまに唖然とさせられるところもあるが、ほとんどしんみりと穏やかでペース一定

いつもの役所広司

⭐6/10 🔝

オーディション 

結婚相手を「オーディション」で探すシングルファーザー役の石橋凌が、意外にも自然体で演技がうまい ARB のボーカル🎤としてしか知らなかったが、この時点でも過去にテレビ📺や映画🎥にたくさん出演していて、役者としてもベテランだった

それで採用される女(椎名英姫)は、ロングな黒髪のひょろ~っとした美人な宅八郎風ですでに不気味

3分の2くらいは、暗いが普通のドラマ風で、村上龍原作にしてはノーマルな展開

クライマックスで「キリキリキリキリ…」の明らかにホラーになってからは、ただの超ハードSMスプラッターで、怖いというより不快

そこまでのミステリアスに暗示されている過程の方が、ずるずると蟻🐜地獄にはまっていく男を見るようで手に汗握った

⭐6/10 🔝

アドレナリン・ドライブ

Adrenaline Drive - Shinobu Yaguchi (1999) - YouTube

あまりアドレナリン出てへんのと違うか? 

紆余曲折はそれなりに豊かだが、やはり邦画の地味さで、テレビドラマで済みそうなコメディ

主役(石田ひかり、安藤政信)たちが小市民からの欲ボケ強奪犯で、敵役(松重豊、ジョビジョバ)もヤクザ、チンピラという、どちらも応援できないパターン

せっかくの美男美女カップルなんだから、シリアスな逃避行劇でもよかった 

⭐6/10🔝

人狼 JIN-ROH

押井守みたいな人物に限って、まったく似合わない「政府上層部」「特殊部隊」「最高機密」など、
この種のあれを好む、ような気がする

⭐1/10 🔝

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE

目新しさなどは皆無だが、脚本、声、絵、音楽などすべて良く出来た職人芸でハリウッド大作並みに盛り上がる明るく爽やかな安定のこち亀

⭐7/10 🔝

逮捕しちゃうぞ the MOVIE

You're Under Arrest: The Motion Picture [DVD ISO] : ADV Films, TBS, Studio Deen : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive

タイトルから想像したよりシリアス しちゃうぞというより逮捕します!という感じ

パトレイバー的な組織重視な展開  主役の女子コンビが物語をグイグイ引っ張るわけでもなくとっちらかり気味

東京が舞台だが、街のざわめき的な描写がほぼなく緊迫感がない 橋をどうのこうのするのは既視感

美しい絵柄で音楽もいいが、盛り上がると思うとすぐ冷める散発アクションの肝心なところで静止画だったりする謎演出

敵の組織もラスボスもパッとせず一件落着感もあまりなかった

⭐5/10 🔝

彼女と彼女の猫 Their standing points


監督、脚本、声:新海誠

動く部分が少ないモノクロアニメ
内容は拷問のように気恥ずかしい文学
5分で終わりでよかった

⭐2/10 🔝

遊☆戯☆王

Yu-Gi-Oh! (1999) - YouTube

30分の短編

あまりにも伝統的、テンプレ的な少年アニメ過ぎてまったく面白くなかったが、ゲームの方は楽しいのだろうか?

夢、戦う、勇気、などの空虚な言葉で子供たちをたぶらかすおじさん達のニヤケ顔しか浮かんで来なかったが…

結局胴元が常に勝つギャンブルのジュニア版でむなしい

⭐1/10

Ravel ラベル / ピアノ協奏曲、左手のためのピアノ協奏曲 Ravel: The Piano Concertos; Valses nobles et sentimentales

Krystian Zimerman plays Ravel Concerto in G major (1/3) - YouTube

Krystian Zimerman plays Ravel Concerto in G major (2/3) - YouTube

Krystian Zimerman plays Ravel Concerto in G major (3/3) - YouTube

打ち込みのように完璧な演奏

ブーレーズは潔癖過ぎて、曲の悪い部分までも
演出抜きで馬鹿正直に再現してしまったりするが、ラヴェルの場合は
それで良かったりするらしい

「ピアノ協奏曲」の第2楽章は本当に美しいが、おいしいところ以外は
ボリュームをかなり上げても左手のパートがほとんど聞こえなかったりする
いや、これが演出か…

「左手のための~」は、実は両手を使ってたりして…音だけじゃバレないし…

ピアノの人は表記によってツィマーマンだったりツィメルマンだったり

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