最後の命令 The Last Command
裁かるゝジャンヌ La passion de Jeanne d'Arc
The Beau Brummels
日本の漫才の元祖っぽい
とぼけて見せるが、念入りにリハーサル済みらしく
完成した芸
歌もタップも上手い
キートンの蒸気船 Steamboat Bill, Jr.
1928: Steamboat Bill Jr - YouTube
いつもの体を張ったギャグが冴える、キートンのサイレントコメディの傑作
当時の、のびのびとした風景がいい 蒸気船🚢ものどかだ
全体的に物語優先というか、細かいギャグが散発するものの地味に進行するが、クライマックスは、街全体相手の対暴風大規模セットスタントアクションがたっぷりで盛り上がる
再会した父とのぎくしゃくとしたやり取りをしつつ、父とライバル関係にある男の娘とのラブロマンスを経て、なよなよした感じからの機敏なタフガイへの成長、などのドラマもうまく収まったこれぞエンタメで気持ちよく見られる
⭐7/10 🔝
最後の命令 The Last Command
The Last Command (von Sternberg, 1928) — 1080p - YouTube
帝政ロシアの将軍で皇帝ツァーのいとこだった男が、革命後落ちぶれ、昔いたぶった革命家の男(元キエフ帝国劇場の芸術監督で現ハリウッドの🎥映画監督)が監督する映画の将軍役エキストラとして使われる…
これは面白い 歴史のうねり、社会的地位の儚さ、ジレンマ、などが少数の人間のドラマでうまく表現されている
しかも単純な勝ち負けだけでなく、敵味方を超えた根源的な人間的感情までしっかりフォローしている
モノクロ、サイレントなので進行がもどかしいが、女性キャラは髪型やメイクが異常に新しく、時代を先取りしている、気がした
⭐10/10 🔝
裁かるゝジャンヌ La passion de Jeanne d'Arc
何もそこまでと思うくらいの顔のどアップ多用で気味悪くなる
他にも、開所恐怖というか、覗き趣味というか、監督はよほど変わった視覚の持ち主なのか?
と不思議になる妙なアングルが多い
かなりショートなヘアに学ランっぽい服の中性的なジャンヌ
メソメソし過ぎな感
⭐3/10 🔝
There It Is
チャップリンやキートンと同系統かストップモーションアニメを含む初期の特撮などの
ネタが豊富で、短い時間で大満足
⭐10/10
The Fall of the House of Usher
オーバーラップなど、映像ならではの技術を生かした表現が凝っている原作のエドガー・アラン・ポーの「アッシャー家の崩壊」は読んだことがない
だがこれはアート、耽美寄りな作風でそれにはこだわっていない模様
無限のイメージが膨らむかなり意識高い傑作
⭐10/10
The Life and Death of 9413, a Hollywood Extra
多少風刺的なアヴァンギャルド系アートこの系統はいつの時代も何となく気恥ずかしい
⭐4/10
The Sex Life of the Polyp
ポリプの性生活について…マジなのかギャグなのか知的な漫談という感じか
⭐5/10
Steamboat Willie
ファースト・ディズニーか?毒気のあるいたずら者ミッキー とがっている 今のお目目パッチリの丸くなったかわいいアイドルネズミとはちがう魅力 「こち亀」の初期の両さんを思い出す
二輪車で前輪を上げて走るウィリーという技があったがそれは wheelie だった
リッキー・スティムボートというレスラーがいる
⭐9/10
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